ミラクルボーイ

  • 省エネ
  • 低コスト

潤滑油・作動油を劣化させません

汚染粒子・水分・酸化物を同時に除去

オイル交換を怠ると機械設備が壊れて止まります。
それはオイルの中に発生、混入した劣化要因がオイルの性能を下げるからです。当社が開発し特許を取得したミラクルボーイは、オイルの性能を新油以上のレベルで維持します。
突発故障対応などの無駄な労力を減らし、設備の稼働率を上げ、ランニングコストを下げることが目標です。1970年から2万台以上のミラクルボーイが出荷されています。

3つのメリット!

❶オイルからゴミを取り除きます

実験室の話ではなく、稼働している機械で使用中のオイルを新油レベルにまでキレイにします。

❷水分を除去します

%ではなく100万分率のppmレベルまで。エマルジョンも除去します。濁ったオイルが透明になります。

❸全酸価値を維持します

特許の技術により、オイル中に発生した酸化スラッジを選択的に吸着濾過。ケミカルを使わずに物理的にかつ安全に酸価値上昇を抑えます。悪性の酸化スラッジを除去することでオイルの粘度が変わりません。

常に新油レベルの清浄度で、適切な粘度と水分値であれば、機械の故障は極限まで減らすことができます。

  • ベアリング・軸受が壊れない
  • ギアが壊れない
  • 油圧ポンプ・電磁弁が壊れない
  • 機械設備が故障しない
  • 突発故障が起きない
  • 無駄な経費が無くなる
  • 生産性が向上する

あらゆる機械設備に対応します

ミラクルボーイは機械設備のオイルタンクとオフラインで接続します。設置は簡単です。機械設備が稼働中でもフィルターエレメントの交換が可能なため、生産ラインを止めることもありません。

劣化要因を同時除去する多機能フィルターエレメント

ミラクルボーイのエレメントはオイル中の微細粒子、水分、酸化スラッジを除去する各吸着層で構成されています(水を除去しないWシリーズを除く)。
エレメントのボリュームいっぱいに㎛の精度で汚染物を捕捉します。

濾過精度

一般的な鉱物系オイルであれば、高精度なGE-21-SHGエレメントでOKです。ミラクルボーイは吸着式の濾過です。GE-21-SHGの濾過精度分布中心は3㎛(マイクロメートル)0.01~10~100㎛を吸着するなかで、3㎛の粒子が最も多く濾過されるように設計されています。しかし3ミクロンと聞くと「そんなに細かいとすぐに目詰まりしてしまうのでは?」と心配になりますね?一般的なメッシュフィルターは表面が目詰まりしたら寿命です。ミラクルボーイは特殊な深層濾過方式であり、エレメント内部に汚染物をぎっしり溜め込みます。この大容量濾過能力が「新油よりもキレイな状態を1年間維持できる」ことの事由です。

酸化スラッジが取れるメカニズム➡粘度不変

  • 高温環境下での酸化が激しいオイルに対応するGE-41-DCエレメント。
  • アルミダイカストマシンなどで引火点を高くするために、成分の約半分が水でできている水グリコール系オイルには、水を除去しないGE-21-W4エレメント。
  • 発電所スチームタービンの制御油圧装置、ジェットエンジン潤滑油、最新のアルミダイカストマシンなどに使用される化学合成系エステルオイルにはGE-41-MR1エレメント

30年間以上新油レベルを維持 オイル交換なし!

設置対象:製紙工場抄紙機ドライヤー軸受潤滑油(タービン油)タンク

このグラフはオイルタンクにミラクルボーイを接続した1990年からの汚染度・水分・全酸価を追跡したものです。ミラクルボーイ無しで1年間使用したオイルの汚染度は33.3mg。ミラクルボーイを設置すると約1ヶ月で汚染度は0.1mgまで低下。ここで1回目のエレメント交換実施。その1年後、汚染度は0.6mgに上昇。エレメント交換2回目直後は0.2mgで低下傾向にあることを確認。以降エレメント交換タイミングでの増減があるものの、頂点の高さは新油基準や一般市販新油よりも低い。新油よりも良いコンディションで30年間以上オイル交換無し。

ミラクルボーイ設置前後の変化

 

設置事例

設置事例①

設置事例②

設置事例③